つまりは他人の不幸話
有名人のスキャンダルは、毎日のようにニュースとなり世間に流れている。
例えば、
- あの人とあの人が付き合った、結婚した
- あの人が浮気した
- 喧嘩した
- こういうこと言ってた
- あんなことも言ってた
などである。
これらの話題は、いわば他人の不幸話である。
しかし残念なことに、他人の不幸話というものはいつの時代も一定の需要がある。
需要があるということは供給もある。つまり、スキャンダルを扱った写真週刊誌などが売れ、お金になるということである。
一方で、これらの話題に全く興味を示さない人も当然ながら存在する。
というか、目立たないだけで実はこちらの人の方が多数派だろう。
有名人のスキャンダルが好きな人は騒いでいるから目立つだけであって、数としては少ないと予想する。
人はなぜ他人の不幸話が好きなのか
人間の本能と言ってしまえばそれまでだが、具体的な理由をつけるとすると以下の様な感じだろう。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、他人の不幸話が好きな人が多い。
なぜなら、他人の不幸話をしてその人の評価を下げれば、相対的に自分の評価が上がっていると感じることができるからだ。
しかし残念だが、これは錯覚である。
他人をどれだけ酷評しても、自分のレベルは変わらない。
他人への妬みがすごい
成功している人に対して異常なまでに嫉妬する人がいる。
自分とは本来関係ないにも関わらず、他人の成功を妬み、失敗を望んだりする。
そういう人は、誰かの幸せな話は普段話題にしないのに、スキャンダルなどの不幸話はここぞとばかりに話題にする傾向がある。
スキャンダルに全く関心がない人について
一方で、有名人のスキャンダルに全く関心がない人は、どういった思考を持っているのだろうか。
こちらは、おおよそ以下の様なものだろう。
自分に関係ない
ほんの僅かでも論理的に考えればわかることだが、有名人のスキャンダルは自分に全く関係ない。そのため、自分の脳の中に情報として持っておく必要が無いのである。
だから、こういう人はスキャンダル系のニュースは普段から全く見ていない。
時間を有意義に使いたい
こういう人は、他人(それも自分に全く関係のない人)のことを考えるより、自分のことを考えたほうが有意義であることを知っている。
つまり、自分のために時間を使うことが将来的に最も価値のある事だと確信しているのである。